長男が二十歳を迎え、両親と成人祝いの食事会を開きました。
場所は、西多摩にある「燈々庵」という古民家レストランです。
江戸時代から続く旧家の邸宅敷地内の土蔵を改装したお店で、趣のある空間は特別な日に相応しいものでした。
窓からは緑豊かな庭が見え、落ち着いた雰囲気です。
テーブルには、野山の草花や竹を用いた季節感あふれる懐石料理が並び、見た目も美しく、味も格別でした。
食事をしながら、長男のこれまでの成長について家族で語り合いました。
長男は幼い頃、デパートのおもちゃ売り場で床に寝そべって「おもちゃ買っておもちゃ買って！」とおねだりしたことがありました。
漫画の世界だけだと思っていましたが、本当にこんな子がいるんだと妙に感心したことを今でも鮮明に覚えています。
そんな彼が、二十歳という節目を迎え、立派な大人へと成長したスーツ姿に、感慨深いものがありました。
食事会の席では、両親も孫の成長に目を細め、喜んでくれました。
食事会の機会を作ってくれてありがとうと感謝の言葉を言ってもらえたことは、私にとっても大きな喜びでした。
父として、息子の成長をとても嬉しく思います。
息子には、どんな時も、自分自身を信じて、自分の道を歩んでほしいです。
二十歳という新たな門出を祝し、家族の絆を深めた、良い食事会となりました。
