家族で西表島へ行きました。
西表島は、島のほとんどが亜熱帯の原生林に覆われ、
イリオモテヤマネコを始め多くの国指定天然記念物が生息しています。
周囲の海ではたくさんのサンゴと海洋生物が生息し、
とても自然豊かなところです。
西表島には沖縄県一の落差55mを誇る「ピナイサーラの滝」があります。
この滝を巡るジャングルトレッキングのツアーに参加しました。
スタートは、マングローブの生い茂る
ヒナイ川をカヌーに乗って進んで行きます。
カヌーは、コツを掴むのに少し時間がかかりましたが、すぐに慣れました。
マングローブや青空を眺めながら、ゆったり進みます。
カヌーを降りたら、今度はピナイサーラの滝うえを目指して
トレッキングをします。
途中、思いがけない珍しい生き物に出会えました。
最初は、毒ヘビの「サキシマハブ」
夜行性の生き物なので、昼間は踏んだりむやみに刺激しない限り
噛まれることはないとのことです。
それでも毒ヘビですからね。
いきなり遭遇して子供たちはビビっていました。
そして、国の天然記念物に指定されている「ヤエヤマセマルハコガメ」
絶滅危惧種にも指定されています。
まさか山の中にカメがいるなんて驚きました。
のそのそ歩いていて可愛かったです。
汗だくになりながら、ピナイサーラの滝うえに到着すると、
カヌーを漕いできたマングローブが生い茂るヒナイ川、
遠くには鳩間島・バラス島・鳩離島などが見渡せる景色が広がっています。
まさに絶景です。
滝のうえでガイドさんがリュックからガスコンロと食材を取り出し、
お昼ご飯に八重山そばを作ってくれました。
これがまたとても美味しかったです。
お腹を満たし、景色を存分に楽しんだ後は、下山して滝つぼへ向かいます。
滝つぼにはライフジャケットを着て家族全員で飛び込みました。
プカプカ浮かんだまま滝を見上げていると、
自分も大自然の一部になったような寛大な気持ちになります。
マイナスイオンをたっぷり浴びて元気満タンになりました。
妻も子供たちも期待以上と喜んでいました。
とても充実した楽しい日を過ごせ、良い思い出となりました。